新しい学びの場

 ヘルベテは、子どもが普段接しない大人世代と学習を介して関わることで、早い段階から社会への知見を広めて、学力だけでなく社会で生きる力も養える場の創出に取り組んでいます。

 

 本来、10代は社会への見聞を広げて自分の生き方を考える時期と思われます。しかし、実際には子どもたちは学校や塾・予備校などに通い、同じカリキュラムを取り組み続けます。たしかに教科知識は増えますが、経験としては同じような質を反復する方式です。このような教育を終えた後に社会を経験して、自分の「向いていること」や「やりたいこと」を考え始めた結果、進学や就職をする前に世の中を知れたらと戸惑う若者も見てきました。

 

 当団体のメンバーは社会人が中心です。それぞれ多様な経験を持つ彼らが、学生時代の専門や職業での経験を活かして先生役を担っています。先生たちが普段どんな仕事をし、何を学び、考えているのか…。学習を介してそういった他者の価値観に触れることで社会への知見を広げつつ、学力も向上し望む進路に進んでいく。ヘルベテはそんな学びの場を創っています

 

 また、学校が社会への入り口という旧来の社会構造はいまだ根強くあります。すると学校に通わない人、学校が身に合わない人にとっては学校に行かないというだけで進学や就職に苦労する現実があります。ヘルベテでは「巷の社会人」と一緒に勉強する中で社会との接点を得て、進学のための学力をつけながら、人との関わりも得る。そんな役割を果たしていきたいと思っています。

 

喜捨システムについて

 ヘルベテでは授業料の代わりにモノを送る謝礼制度「喜捨システム」を採用しています。授業をお金で買うサービスと捉えず、先生が教えて生徒は贈り物をするという、物々交換での対等な関係構築を目的とした制度です。他者との関わり自体が学び、という教育への視点を授業料に取り入れています。詳しくは「喜捨システム」をご覧ください。

 

ICTの活用、地域格差の是正

都市部には良質な教育サービスが集中してはいますが、ICTの登場で、どこに住んでいてもインターネット環境さえあれば情報にアクセスできるようになりました。ICTを活用し、環境による教育格差を減らしていくこともミッションと考えています。

オンライン家庭教師ヘルベテ 茂木草介

 

─ Mission ─

 

Why なぜやるのか? 

 新しい学びの場を創るために

 

What そのために何を?

 受験生の進学をサポートする

 

How どんな方法で?

 ICT、社会人の力を活用して