なぜ「ヘルベテ」なのか 

 

現代では学習サービスがますます充実しています。都市部では小学生から高額な塾や、予備校に通う子どもも多いようです。

「受験の必勝法」が確立しているため、進学への意識のある家庭はお金と時間をかけて教育サービスにアクセスせざるを得ないのだと思います。

すると今は「多様性」の時代と言われているのにも関わらず、教育は従来よりさらに均質的となり(必勝法があるため)、その教育の中で育つ子どもの目指すモデルもいっそう似通っている印象です(優等生の語る「夢」は、医者か、有名大学の研究者というのがほとんどです)。

 

2020年より、新しい教育指導要領で「生きる力」の獲得がテーマとして盛り込まれました。

それに応じて大学受験も推薦入試や、総合型選抜(生徒の個性を重視する入試方法)が拡大しています。

これは世界情勢の激変を踏まえて、柔軟性、応用力新しい学びが要請されている

 

10代の若者が勉強するとき、

選択肢として「一般の社会人から勉強を教わる」ルートがあってもいいのではないか、と思いヘルベテを2014年にスタートしました。

 

 

スマートフォンやSNSなどが普及し、情報過多の現代では、今まで以上に社会の先行きのあやしさが若者にも見えているのだと思います。頑張って自分の道を切り拓かなくては、安定した地位に就かねば、というような観念が、考える力のある子ほど強くあるように思います。

 

「普通の教育」を頑張れば頑張るほど、

 

そのような不安を抱える子どもや、親の不安に応えるように、教育サービスはますます充実してきています。

「進学の必勝法」を教えてくれる私立学校、塾などに子どもを通わせる家庭は都市部を中心に増加傾向と思われます。

 

 

「生きる力」が学習指導要領のキーワードになったのは2020年です。

 

多様な人との関わり、多様な学び

贈り物でつなぐ関係

「親ガチャ」「出身ガチャ」への挑戦

 

それに合わせて入試も「個性」を重視する方針となり、面接試験の拡大や、総合型選抜(受験生の能力を幅広く見ると言われている入試方式)の導入など変化が生じています。

 

個人的な所感ですが、このような潮流で若者の学ぶ環境はいっそう混迷を深めたと感じています。

キーワードは変わってもオフィシャルな教育のプロセスは殆ど変わりませんでした。これまでと同様、生徒は頑張るほど似たようなモデルに寄っていきます(必勝法があるので)。すると「生きる力」で重視されている多様性は損なわれ、激動の時代に対応できる人になる、という当初の目標から離れていきます。いや、むしろ入試制度改革で対策がしづらくなった分、必勝法にアクセスできる人が制限されてエリート化はさらに進んだとすら思われます。

 

学力偏重の弊害はもっともですが、私が今感じているのは、

「生きる力」は、他でもない大人が腑に落として、若い世代とその「学び方」を模索するいうことです。切実にそう感じています。

 

地下(Helvete)から始めて何が悪い

 

 

 

 

 

10代の若者が「さあ勉強しよう!」と思ったとき、サポート役になるのは学校の先生や塾の先生など「先生」と名のつく大人が多いと思います。

選択肢として「一般の社会人から勉強を教わる」ルートがあってもいいのではないか、と思いヘルベテを2014年にスタートしました。

現代社会はますます複雑化、多様化しており、変化のスピードも急激です。

社会の様々なフィールドで活躍する社会人たちが、勉強を教えながら、リアルな社会経験も若い世代へ伝える。

このプロセスの中で、不思議と受験生の学力が飛躍的に高まっていくのを見てきました。

若者がいろんな大人たちと勉強する中で学びを深め、未来をつくってゆくその礎になれたらを良いなと思っています。

 

ヘルベテの特徴

 

① ICTの活用

住んでいる地域に関わらず受講ができます。

地理的に離れた人と学ぶ事で視野を広げる機会もつくっています。

 

②社会人の知見

多様な大人の経験を次世代に伝えています。

 

 教育格差へのアプローチ

 

 ①経済的な格差

現代の教育サービスは充実していますが、とてもお金がかかります。

経済的に厳しい環境の子は取り残されがちです。

経済的な事情がある方への減免制度を用意しています。

 

②地域間の教育格差(地方/大都市圏)

高品質な教育サービスは大都市圏に集中しています。

したがって地方(田舎)に生まれた時点でハンデを負う状況もあります。

ICTで地理的な格差を縮小していきます。

 

 (保護者の方はコチラをご一読ください)

 

─ Mission ─

 

Why なぜやるのか? 

 新しい学びの場を創るために

 

What そのために何を?

 受験生の進学を支える

 

How どんな方法で?

 ICT、社会人の力を活用して